釣行記録

   

2020.03.03 静岡 安倍藁科川漁協 安倍川支流

2020年になり、今年も解禁となりました。近場の漁協エリアですが、敬遠していた安倍藁科川漁協も開拓したいと思います。

ここの漁協ですが、アマゴ、イワナなどを対象とした雑魚の区分での年間券が無く、鮎込みの釣り券しか売っていません。 雑魚なら4000円くらいのところ、鮎込みなので7000円です。

あとは、ルアーが禁止されているので、ルアーの人は釣りができません。またフライに対しても、色々と釣りのエリアと時期が制限されていています。 パッと見た感じ、鮎が主軸であって、他の釣りはあまり歓迎されていないようです。

そうは言っても仕方がないので、今回はルアーではなく、テンカラでの釣行します。テンカラであれば、特に制限はありません。 一昨年前くらいから、テンカラもやり始めていましたが、今年はテンカラも沢山やりたいと思います。

安倍川の釣り場が紹介されていた本を使って調べて、支流を目指しました。安倍川は伏流している箇所が結構あり、支流合流部は全く水が無いのに、奥に行くと水量豊富な支流であったりするので、 土地勘がないと入渓点も見つけずらいですね。今回釣行した支流も、入り口部分は完全に干上がっていました。本の情報に感謝です。

かなり古い本なので、中古しか手に入りませんが、かなり参考になります。

⇒amazon 興津川・安倍川・大井川編 (日本の渓流釣り場)
入渓場所

こちらが入渓点の様子です。水も綺麗で雰囲気も良い渓流です。

9:00の入渓時点で、水温4℃。まだ3月初めなので、水温は低めです。でも今回は、ルアーではなく、毛鉤なので、まあ何とかなるだろうと思い釣りをスタートです。

合流部には全く水が無く枯れていたのに、奥に入ると水量豊富なので、本当に不思議なものです。この川は、水の透明度も高いし、砂で埋もれているようなこともないので、良い川ですね。

魚の方ですが、序盤は苦戦です。毛鉤の選択が悪かったと思うのですが、1時間くらい沈黙が続きます。

何がいいのかなと思いながら、毛鉤を白っぽいヘアズイヤーニンフに変更すると、反応が出始め、今年一号の魚が釣れました。

かなり小さい(10cmくらい?)アマゴでした!

この後、白っぽい毛鉤をメインに、サイズも18番フックくらいの小さめで、釣っているとコンスタントに反応がありました。 ポコポコと釣れるので楽しいです。

入渓した場所からは堰堤もなく、快適に釣り上がっていけます。

景色もこのようにいい感じが続いています。

今日は長めに時間が取れていたので、お昼ご飯もカップ麺コースで準備してきました。

変わらず、お湯沸かすだけの調理ですが、火を入れたご飯で一服です。

魚の反応は安定して続いていますが、サイズは10~15㎝というところでしょうか。小魚ばかりでした・・・

10匹くらいは釣ったでしょうか、でもサイズは小さい物ばかりなので、すべてリリースです。

1匹だけ、もう少し大きそうなのも掛かりましたが、取り込みでモタモタしているうちに、バレちゃいました・・・

テンカラって、竿よりもラインが少し長いので、取り込みが難しいです。竿を倒して、糸をつかんで手繰り寄せる・・・という感じらしいです。 いままでリール付きの釣りばかりだったので、巻いてヒョイッとすくうだけでしたが、動作が違いすぎます。まあ慣れるしかないですね・・・

流れも細くなってきたし、帰りも来た川をそのまま下って帰らないといけないので、チョット早めで14:00頃に終了しました。

毛鉤釣りだと、3月初めでも結構釣れるものですねー。サイズは小さいですが、ルアーだとこんな感じでは釣果出なかったと思います。

毛鉤は、最初の一匹はニンフで引き出しましたが、白色ベースであれば、テンカラ毛鉤の普通毛鉤でも良く釣れました。 釣り具メーカーのテンカラサイトには、春先は白系で、夏に向かって黒系とありましたが、今回はその通りでしたね。

普通毛鉤であれば、自分で簡単に巻けるので、色、サイズをもう少し充実させておきたいと思います。