コンセプト

このサイトで紹介している作り方は、全体的な流れは一般的な方法と同じです。しかし、ルアー製作を始めるにあたり一番困ったのが色付け方法で、塗装だと器具や塗装スペースが必要で、 溶剤の扱いが多く、面倒で難しい作業である事です。

この色付けの難しさがハンドメイドのルアーを作るハードルの一つではないでしょうか。ここで紹介する作り方は、このハードルを回避して、できるだけ簡単に作る方法を紹介しています。

色付け方法 その1

フィルム貼り製作のイメージ

のびるフィルムにプリンターでルアーカラーを印刷して、それを貼って仕上げます。最初にやり始めたのがこの方法で、これだと塗装が必要ないので、かなり手軽に作る事ができます。

塗装で難題となる色流れと無縁なのも大きな利点です。また、製作期間も短いです。

仕上がりの見た目は、プロが作るような芸術的な物には及びませんが、自分で使うなら気にならないくらいの物は作ることができます。

フィルムでの作り方詳細はこちら

色付け方法 その2

もっぱらフィルムプリントで製作していましたが、簡易的な充電式エアブラシが手に入るようになり、またアクリジョンというほぼ無臭の水性塗料(クレオス製)を使えば、周りに気を遣わず室内で作業できる事も分かったため、この塗装方法も行うようになりました。

少し手間がかかるのと、どうしても色流れの問題に当たりますが、この方法なら少し凝った見た目のルアーを作る事ができます。

塗装での作り方詳細はこちら

ハンドメイドルアーは、多少の面倒はありますが、自分で作る事ができれば、好みの動きにしたり、極端なセッティングなど、思いのままです。そして、自分でルアーを作って、そのルアーで魚を釣る事ができるようになると、また一層楽しい趣味となります。全体的な作り方の流れから、オモリの配置の仕方や、色付けの方法など色々紹介したいと思います。

ミノーの設計

ミノーの設計とは書きましたが、いろいろな要素で、動き、使い勝手など変わり、決まったルールがないところです。
まだ色々と試したりしていますが、参考になればと思い、紹介したいと思います。 ミノー製作初心者の方など、何をどうしたら良いか分からない人は、おもり位置やフック位置を載せた型紙も掲載しているので、それを参考にしてもらえれば多少は役に立つかと思います。
普段私が作って、実際に使っている物なので、とりあえず使えるミノーはできると思います。 ゆくゆくは、ボディ形状、オモリの配置等々を変えてみて、いろいろ遊んでみると面白いと思います。 ミノーの設計 詳しくはこちら

  

必要な物

必要な材料の一覧です。
こちら
製作道具の一覧です。
こちら

作り方

スイミングフック

スイミングフックの作り方の紹介です。
チョコチョコッと巻くだけで作れるのでシングルフック派の人にはオススメです。

スイミングフックの作り方

うまく作るコツ

セルロースセメント(ハンクル) おすすめ

セルロースセメント ハンクル

ハンクルのセルロースセメントを使用してみた結果、かなり良かったのでコレをおススメします。

この記事の下の方で過去に色々と試した事を載せていますが、ハンクルの物は組成が調整されているのか、原液そのままでも上手く作れます。

詳しくはこちら

セルロースセメント(藤倉)

セルロースセメント藤倉

セルロースセメントは、各社から販売されていますが、 藤倉という会社の製品を使ってみました。
この会社のセルロースセメントは濃いです。上級者向け?

詳しくはこちら

ディッピングの白濁

セルロースセメントでディッピングしていると、写真のような白濁がでることがあります。
ドライヤーで軽く溶剤を飛ばしてから乾燥する事で対応しています。

対策はこちら

ディッピング初期のフィルム剥がれ

フィルム貼りしている継ぎ目から、フィルムが浮き上がり、 剥がれていく事があります。まずは、ディッピング前にフィルムはゴシゴシと良く貼っておく事ですが、 うまくいかない時は紹介する対策をしてみてください。      

対策はこちら。