釣行記録

   

2020.09.20 長野 下伊那漁協 阿知川

もともとホームページの更新は低いですが、今年はなかなか釣りの機会が少なく、2020年2度目の記録です。

今回は長野県の下伊那漁協のエリアで釣りをしました。静岡在住なので普段はなかなか行けないエリアです。 岐阜に用事があったため、帰り道を長野経由のルートとして3時過ぎから5時くらいまでの短時間釣行です。

中央道の園原インターを降りてすぐの阿知川です。時間も限られていて、うろうろする時間がもったいないので、 昼神温泉のファミリーマートで釣り券を買って、その先の中央道の下の橋脚に車を停めて入渓しました。

入渓場所

上に見えるのが中央道です。写真の右手には道路が走っており、交通量もあり車は結構走っています。

山奥じゃないので魚は結構スレてるだろうけど、手軽に、比較的安全に釣りができるので、こういう場所もいいです。

そして長野の渓流全般は、こんな場所でも白い岩に、透明な緑の冷たい水が流れています。

そして準備をして3時過ぎから釣りを開始です。まずは自作のミノーで探り始めますが、チェイスすら見られません。

やっぱり人が多いだろうから隠れてるのかなーと思いながら、市販ルアーも加えて、色々変えながら探っていきます。

で、この写真のコンクリート物体の上にある深みで粘っていると、それまで沈黙だったにもかかわらず、 あるルアーを入れたところで数匹の魚がチェイスしてきました。

1投目はチェイスのみ。2投目は出てきた場所等考えてコースを変えることで、ヒット、無事ネットインでした。

写真がボケボケですが・・・

ルアーはこれでした。何を今更というか、渓流ルアーやっている人は知ってる人も多いと思いますが、 スミスのボトムノックスイマーⅡですね。

発売してもう何年も経っていますが、私はようやく手を出した感じです。 ミノーは自作品を主力で使っているので、最近はなかなか市販ミノーは買わないですが、 見た目、コンセプトともに珍しいルアーだったので試してみたのでした。

この日は自作ミノーも含め、市販ミノーも沈黙の状態でしたが、このルアーは反応が違いました。

見た目通り、独特な動きをしますね。キャストすると、頭からストンと沈むので、上下にロッドをあおって、 ルアーを川底の方でピョコピョコとジャンプさせながら引っ張ってきます。

名前の通り、ボトムをノックする感じです。 スプーンでも同じような川底での誘いをできますが、スプーンみたいにヒラヒラ沈む感じでなく、 スパッと底に沈み、そしてかなりイレギュラーな動きで移動します。

流されずに底に到達できる事と、このイレギュラーな動きで、警戒して隠れている魚を引っ張りだすことができるんだと思います。

久しぶりに、これは!という良いルアーを見つけた感じです。

それから写真の魚をもう一尾追加できました。こっちは、浅く、白泡が立っていてプラグ類は流しにくい場所だったので、 スピナーを引いて釣りあげました。

スピナーは相変わらず安定の威力がありますね。

この魚で最後となり、2匹しかつれませんでしたが、まあ用事帰りにサクッと入れるところで、ちょっと竿を出しただけなので、 こんなもんでしょう。

ただ、今回は市販ルアーばかりで、自作ミノーの出番がなかったのが残念です。(ミノーは市販品もダメでしたが・・・) やっぱり釣果だけを追求すれば、ルアー釣りはスピナーが一番な気がします。 でも、今回発見したボトムノックスイマーは、そのスピナーと対等くらいの威力が出せるかもしれませんね。
今後もちょくちょく使っていきたいと思います。

久しぶりに長野の渓流で釣りができましたが、やっぱり長野はいいですね。

こんな入りやすい場所でも、景色はきちんとした渓流で水も綺麗です。今回は下伊那漁協でしたが、昔は長野に近いところに住んでいたので、 木曽川漁協、安曇漁協、遠山漁協なんかにも行きました。どこも釣りをするには良いところです。

また時間が取れれば、この地域に行きたいです。