ミノー製作
補給と新型製作

ルアー補給のための製作をしました。
写真上側にあるのが、昔から作っているタイプで、ホームページに型紙も載せて紹介しているものです。 下側にある2つが昨年作ってみた新しいタイプです。泳ぎの安定性、釣果も良かったので追加で作ってみました。
新作とはいっても、市販ミノーをまねた形です・・・。
パームスのアレキサンドラ、スミスのD-インサイトあたりですかね。フラットタイプのミノーです。 アレキサンドラは持っていて、大きく良く動くルアーだなとは思ってました。ほかのメーカーでもフラットタイプを出しているかもしれませんが、 私の知っているのはこの2種類ですね。そしてアレキサンドラの方が、古くからありますね。
アレキサンドラはこんなルアーです。
普段は4㎜厚のバルサを2枚重ね、8mm厚のボディを作りますが、 今回のタイプは、2㎜厚のバルサ×2枚で、4㎜厚のボディを作ります。比較するとかなり薄いです。
薄くしただけでは、ボディの体積が減って、浮力が不足するので、体高を上げて体積をかせぎます。 このタイプは上下方向に長さがあって、下側にウェイト、上側に浮力層としっかり分けられるので、 水中を泳いでいる時に寝てしまったり、倒れたりといった不安定な状態になりにくいですね。(市販ミノーの形をパクっただけですがね・・・)
作る際には、安定しやすいのでボディを削るのも気を遣わなくてよく、ラクチンです。 そもそも薄いので、角を落とすくらいペーパー掛けするだけなので、サクッとボディを作れます。
また、曲面が少なく、ほとんど平らなので、アルミ貼り、フィルム貼りも、とても楽です。
ということで、良い事ずくめの形のように思えます。(泳ぎがきびきびしすぎて、自然な感じが少ないかなあ?とも思いますが、まあ釣れるし・・・)
どれだけの方に興味を持ってもらえるか分かりませんが、ホームページの設計ページに、ルアーの情報も載せておきたいと思います。
市販ミノーは、各メーカーが色々と試行錯誤して開発されていると思うので、アイデアを参考にする(パクる)には非常にいいですね。 今は、スミスのボトムノックスイマーというのが、気になってます・・・。1個買って見ようかな。そしてパクるつもり。
パームスとスミスは、どちらもロッドも持っていて好きなメーカーですが、新しい発想のルアーが多い気がします。(気のせいかもしれませんが)