ミノー製作

   

強度アップしたルアー

金具別付け金具通し付け

前置きとして、強度アップといっても、普通の作り方じゃんといわれそうですが・・・

一般的にハンドメイドのミノーは、頭、尾、腹に設ける、フックを付ける場所、糸を結ぶ場所は、一本の針金で繋げていると思います。

私のミノーですが、微々たるものだとは思いますが、内部に無駄なオモリになる針金を通さない方が動きには良い方向に働くのではとの考えで、 今までは各場所に、細めのワイヤーで作った金具を個別に付けていました。

(針金の重みで重心が上に上がったり前後に分散してしまうのを防止するため。)

魚を釣る上では、この付け方の金具でも強度的には全く問題ないのですが、ミスキャストをして岩などに当たったりすると、破損する事があります。

(破損といっても、柔らかいバルサボディに金具がめり込む感じなので、すぐに使用不能になるわけではないです。)

ちょっと繊細だけど、自作だからいくらでも作れるし、ということで今まで個別取り付けしていましたが、最近は補給のために作るのも面倒なので、 妥協して通し針金にしたタイプを作ってみました。

ただ、それでも腹部の金具だけは、通しに針金にしてしまうと、オモリの配置に大きく干渉してしまうので、頭と尾だけの前後通しにしました。

そもそも、破損するのは決まって尾の部分で、腹部は壊れないし。

ちなみに針金と書いていますが、使用するのは「ステンレスばね線」です。作り方のページでも書いていますが、細くても強度が針金とは全く違います。 0.5㎜の細い物で十分な強度です。

完成したミノー

完成したミノーです。とりあえず重さを変えて2つ作ってみました。

ここまでくると、見た目では何が違うかもう分かりません。

(今回に限らず、私はミノー腹部に番号を書いてます。後で分からなくなるし、釣り場でも訳が分からなくなります。)

針金に若干オモリ玉が干渉したので、ボディーは少し下側に大きくしてありますが、いつものミノーをベースにしているので、 そんなに変わらない動きが出ると思います。

3月は水温も低めでルアーには厳しいので、しばらくテンカラの毛鉤釣りをしていましたが、このミノーのテストも兼ねて、そろそろ本職のルアー釣りにも行きたいところです。